短編創作脚本大会、無事終了しました。

上演記録2024

※そこそこ長い記事です。結果は記事の最後に載せてあるので、そこだけ見たい方はスクロールどうぞ

先日来告知をしており、今年度から勢いで作ってしまった創作脚本大会でしたが、上演12校、無事終演し、大きな問題なく終了することができました。なかなか遠い会場ではありましたが、午前午後合わせて、合計216名の方にご来場いただけました。

閉会式でも話したのですが、いい意味でも悪い意味でも、ルールが緩く、柔らかな雰囲気のなかで実施することができ、上演時間オーバーやその他トラブルもほぼなく、全体的に暖かな、手作りの文化祭のような雰囲気で実施することができて、運営側としては楽しく関わらせてもらいました。

特に印象的だったのは全校上演終了後、投票結果の集計などをしている間に行われた交流会でした。

「時間の都合で幕間討論会ができていないから」ということで、会場校の聖霊の生徒さんが、上演各校の代表を舞台上に呼び、会場のお客様から質問をもらうという合同幕間のような形式で実施されたのですが、さすがに創作脚本を書いている上演校の人たちもいるからか、いろいろと質問が飛び、非常に活気のある幕間でした。

大会等でも幕間討論会は実施されていますが、ここまで活発な幕間は久々にみたような気がします。これも、上演校・観客のみなさんが、一緒に良いものを作ろうという意識を共有できたおかげかなと思いました。

また、今回の大会実施においては、会場校になってくださった聖霊高校演劇部のみなさんの協力を抜きにして語ることはできません。

県支部から細かな指示を出さなくとも、何か足りないところはないかと気を利かせ、様々な場面で大会を盛り上げてくれました。

前述した交流会だけでなく、速報アンケートの作成・回収・集計などもすべて聖霊さんが自発的にやってくれたことでした。

普段の大会での生徒実行委員の活動のほとんどを1校でやってくれて、とても助かりました。

もし、来年度に第2回を実施するのであれば、会場は別会場を予定しているので、このクオリティの実行組織をつくるか(つくることができるか)?が課題になるような気がします。

上演校としても、一番場の温まっていない1校目を引き受けていただき、ほんとうにありがとうございました。

さて、大会が1つ終わったわけですが、ここで2つ連絡事項があります。

①会場内にアクセサリの落とし物がありました。画像を載せておきますので、お心当たりのあるかたは、県支部メール(aichiken.engeki@gmail.com)までご連絡ください。

②今回の大会の上演作品は、どれも25分以下で高校生創作ということもあり、文化祭や自主公演向きの作品が多かったように思います。

思い切って上演校の作者さんたちに聞いてみたところ、11校の作者さんが「脚本を一般公開してもいい」と回答してくれました。

そこで、各校から脚本データがいただけたタイミングで、今回の大会の上演作品の脚本をこのHPで公開したいと思います。

詳細については、脚本データが届き次第、またお知らせしますので、いましばらくお待ちください。

最後になりましたが、今回の大会では、普段の大会で行われているような講評活動ではなく、観客投票によって、もっとも支持の高かった作品を午前午後、それぞれ1作品ずつ「優秀賞」として表彰しました。

どの作品も票が入っており、激戦となりましたが、優秀賞の2作品はそれぞれのブロックの半数近くの支持を得ていました。そんな優秀作品は以下の2作品です。

午前の部 優秀賞:昭和高校 昭和高校演劇部作「ごめんなさい同盟」

午後の部 優秀賞:小坂井高校 小坂井高校演劇部作「正義の玉手箱」

※本番中の写真が撮れなかったので仕込み中の写真です。すいません。

優秀賞2校のみなさんは、おめでとうございます。今後もよりよい作品を書いてください。

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